漢方のお勉強をしに横須賀まで・・・
考えてみたらカレーも漢方薬をたくさん混ぜているんですよね。そして出来上がったのがグランマサラというかカレー粉。
カレーライスについては最近は小麦粉と白米という最悪の組み合わせと思っていましたが、海軍カレーを見て野菜たっぷりのカレーを食べる分にはそれほど悪くないかも?などと思いました。
糖質は動いた分だけ入れれば問題ないのです。
船上勤務がどのくらい動くのかはわかりませんけど・・・
というか、当時の小麦粉は今ほど品種改良されていませんでしたでしょうし。
糖質をコントロールできない方(いわゆる糖尿病)、
小麦アレルギーの方は厳しいですね。
さらに市販のカレールーは余計なものを入れすぎているのでちょっとあれです。あれって・・・(笑)
そのような方々も含めて出来れば小麦粉を使わないカレーを食べて欲しいです。
玉ねぎをしっかり炒めてとトマト、ココナッツオイル、グランマサラ・・・ローリエを入れて肉と野菜を煮込む・・・ご飯はタイ米!これが最高~~(^^)
海軍カレーじゃないですよね(;^ω^)
おっと、話が変わってきてしまった・・・
大航海時代の食事
大航海時代船の長旅というとビタミンC不足のからくる壊血病が有名でした。
当時の優秀な船長の条件はいかに暴動を起こさないようにするか・・・
キャプテンクックが世界異臭で来たのはレモンとライム、酢漬けの食べ物のおかげらしかったですね?
詳しくはまた別で調べてみてください。
水も野菜も腐ってしまうからビスケットやら酒が中心?だったかはわからないけど『パイレーツオブカリビアン』ではリンゴ食べてたかな?
飲酒が多くなることでVB1、VB12,ナイアシンが不足しちゃいますので
精神状態が悪くなってくる・・・
ジャガイモで補えそうですね?足りないかな??
独身時代に市販のカレールーを使ったカレーを食べすぎているので今では夕食に出されても何かと理由をつけてほとんど食べなくなってしまいました(笑)
高木兼寛が考え出したカレー・・・いわゆる『海軍カレー』
さて、この海軍カレーは脚気対策として海軍の軍医高木兼寛が考え出したのは有名な話。
ビタミンBが不足すると脚気になる・・・でも何でビタミンBを補給しているのか?豚肉なのかな?
明治の料理書「西洋料理指南」曰く・・・
「長ネギ、しょうが、ニンニクのみじん切りをバターで炒めて水を加え、エビ、カキ、鶏、カエルなどを入れて煮こみ、カレー粉を加えたら、さらに一時間煮て塩で味を整え、水溶き小麦粉を入れる」・・・
カエル?・・・ウシガエルは食用ガエルともいわれてますので食べられないことはないけど、泥臭いんですよね~
対して陸軍軍医の森鴎外(森林太郎)は脚気患者をたくさん排出していたのでやぶ医者説が根強いですね。舞姫ではエリスを精神病にしちゃうし・・・
脚気は伝染病という考えから抜けられずにいました。
当時の学会や論文はどうやって伝染病という考えにたどり着いたんでしょうね?
病気は論文で起きているんじゃない、現場で起きているんだ
と叫びたい!!
面白いのは肉とジャガイモとニンジン、玉ねぎが主材料なので味付け次第で肉じゃがにも変身できるという事。なるほど今更ながら当たり前だ。
そしてこれらの野菜は保存がききますからね^^
そして海上で何か月も暮らすのに肉を変えれば限られた材料でビーフシチューにもホワイトシチューにも変身できるしね。独身時代は肉は冷凍庫に入れてこの野菜3点セットは必ずと言っていいほど冷蔵庫に入れていた記憶があります。
そして特徴的なのはとろみが強いこと。なるほど、これも船は揺れますからね。こぼさないようにとの配慮ですね。だから元々は小麦粉を多量に使うのは本意ではなかったかもしれませんね。
葉酸不足はサラダで、カルシウム補給は牛乳で!という事で海軍カレーは3点セットが基本らしいです。
ちなみに私は一日に飲む牛乳はコップ1杯程度なら許しています。但し嗜好品としてですけどね。
海の上では曜日感覚がなくなるので毎週金曜日はカレーなんだとか・・・
う~~ん・・・
カレーに飽きた自分には毎週カレーはきついなとも思ったり・・・
この人たちは家でもカレー食べてるのかな?
などと余計な事も考えてしまうのですが・・・
潜水艦勤務の方々には食事はもっと配慮しているとか?
ほとんど日光に当たれないのですから当然でしょうね。
特にビタミンDの摂取は必須だと思います。
Uボートの乗組員とかはそりゃあ発狂する人も出たわけだよな。
極度の狭さと極度の緊張感と決して良いとは言えない栄養状態・・・
ん?
主旨が変わりそうなので今日はこの辺でおしまいにします。
お勧めのビタミンBは?
ビタミンBであれば何でもいいわけではないんです。
因みに当院でおすすめのビタミンBは基本、海外製のものです。
国内では規制が絡んできて葉酸がどうしても人工のものになってしまいます。
人工の葉酸がなぜいけないかは、おいおいセミナーなどでお話しできればいいかな?
B1単体ってのもありますけどほかのビタミンBと相互的に働きますので総合で入れたほうがいいのかな?B不足で起こる病気はありますけどB過剰では体外に出してくれますので・・・
あおい歯科クリニックはIAOMTのプロトコールに準じたアマルガム除去、切削料の少ない虫歯治療のドックベストセメント療法・3Mix療法、海外のホワイトニングシステム、オーソモレキュラー医学に基づく栄養療法、プロバイオティクス・サプリメント外来・プラセンタ治療、点滴療法も行っています。
お口の中から全身の健康を考えるあおい歯科クリニック
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