今回はカンジダ全般のお話です。
口のわきが切れて痛い思いしたことありませんか?切れて治ったと思ったらまた切れて・・・もしくはなかなか治らない・・・
お話をしていて結構いるのが胃がわるくて・・・という方・・・
口角炎はストレスや免疫低下、抗生剤の乱用、病中病後、鉄欠乏、亜鉛欠乏、ビタミン(A、B2、B5、B6、B12)欠乏症(特にB2)、糖尿病、肝臓病
この時にサプリメントを出しても効果がないことが多々あるんです。
カンジダ菌のせいかも?
なぜか?
カンジダ菌が口角炎を引き起こしている場合があるからです。
カンジダ菌って・・・そう、あのカビです。
カンジダ菌はカビであり酵母であり・・・生命誕生とともにほぼ35億年前から生き続けているすごい生き物です。
酵母とはイースト菌の事です。パン酵母とか、ビール酵母とか・・・
味噌や醤油、ワイン、日本酒の発酵にも使われます。
つまり、酵母(イースト菌)=真菌類=カビ=カンジダ菌なんですね。
ほんのちょっと違うだけ。
おなかの中で発酵している
こういう経験ありませんか?お腹が張る、ガスが異様に出る、お通じが悪い
思い出してほしいのが醤油とか日本酒を作っている過程・・・
泡がボコボコ出ている風景。
大豆とか、小麦とか、米とかが酵母と混ざり合って発酵するわけですね。
同じことが腸の中で起こっています。糖質が餌となってカンジダを増やして、
その他麹菌が仲間となって増やしていきます。
おなかの調子が悪いのもカンジダが原因?
ガスを発生するからお腹が張るし、腸の状態が悪いから
下痢や便秘が続きます。
なんだそれだけ?と思うことなかれ
カンジダ菌が増える際にアンモニアなどのアルカリ物質が沢山出てきます。
アルカリ物質が腸粘膜を溶かして炎症を起こします。
これがリーキーガット症候群(LGS)の始まりです。
免疫機能を司る腸、栄養吸収する腸、第2の脳と言われる腸、セロトニンの90%を作っている腸・・・
それが炎症を起こしているわけですから全身が不調を起こしておかしくないですし、
うつ状態になってもおかしくないわけですね。
カンジダ菌は常在菌ですから普通にいていいんですけど
簡単に言っちゃえば免疫力が下がることによって大量発生しちゃいます。
大量発生するから体調不良になる
カンジダ発生の原因
あとは抗生剤の使用
ステロイドの使用
アルコール類、カフェインの多飲
着色剤、防腐剤、酸化防止剤などの化学合成物の混入した食物や飲料水
消化酵素不足
砂糖や炭水化物を精製した食品
清涼飲料水
ピル
キシリトールの摂りすぎ
牛乳(カゼイン)
食べ過ぎ(特に動物性たんぱく)
ショートニングなどの悪い油
ミネラル不足(銅、亜鉛、マグネシウム、モリブデンなど)
胃薬の多用
重金属(なんといっても水銀化合物のアマルガムです)
結局はここ
カンジダ菌が大量発生するとアルコール、アセトアルデヒドが大量発生します。
このアルコール、アセトアルデヒドが体調不良の原因です。
だるい、朝に起きられないとか頭が重いとか・・・
こういうのも、もしかしたらカンジダ菌のせいかもしれませんね?
次回、もう少しカンジダについて書いていこうと思います。
お口の中から全身の健康を考えるホリスティック歯科医院を目指している
千葉市若葉区桜木のあおい歯科クリニックhttp://www.aoi-shika.com/
あおい歯科クリニックは安全なアマルガム除去を行っております。
切削量の少ない虫歯治療法、海外のホワイトニングシステム、オーソモレキュラー医学に基づく栄養療法、プロバイオティクス・サプリメント外来・プラセンタ治療、点滴療法、重金属蓄積検査、フードアレルギー検査等を行っています。
副腎疲労症候群、慢性疲労症候群、カンジダ症、セリアック病、ノンセリアック病、リーキーガット症候群、発達障害などでなどでお困りの方もご相談ください。