先日、妊活中?妊娠した?の方からビタミンDについてお問い合わせがありました。
実際にはビタミンDだけではないのですので、妊活に必要な栄養素を簡単にではありますが書いていこうと思います。
妊活というと鉄と葉酸が真っ先に思い出す方も多いと思いますがその辺りも自分の考えを書こうと思います。
亜鉛
真っ先にこの栄養素を書きます
セックスミネラルともいわれる亜鉛
一番知られているのは亜鉛不足だと味覚障害になるというかとかもしれません。
細胞分裂には欠かせない亜鉛
男性では精子の形や動きをよくすること、そして精子を増やすことでも知られています。
女性にとっても胎児の成長を促したり赤ちゃんの成長にとっても大切です。
意外と多い乳児低亜鉛症!簡単に言っちゃえば母乳の中に亜鉛が少ないんです。
皮膚炎、脱毛、下痢が多い乳児は亜鉛不足かもしれません。
亜鉛が足りなくなる原因としては加工食品を多く食べたり、アルコールを入れ過ぎたり、
それと歯科治療で使われているアマルガムのせいかもしれません。亜鉛不足が気になる方はサプリメントで入れてみるのもいいですね。
ビタミンD
そしてビタミンD!といった感じですけど
ビタミンDといえば中学高校辺りの学校ではカルシウムと同じく教わるのかな?
歯や骨を丈夫にするとか?
それ以外にも免疫力を上げるなどいろいろな役割を持っています
そして妊活にも必要
特に40代ではビタミンD濃度が低い女性ほど卵子の減少が早くなっていくそうです。体外受精をする場合でも卵胞液中のビタミンDの濃度が高いほど成功率が高いらしいです。もちろん胎児の成長にも大事ですし、生まれた後も母乳にビタミンDが少ないと成長が悪くなってしまいますから、低くならない。。。どころか高めを維持していってほしいですね。
ビタミンDは魚類とキノコ類、レバーを普通に食べて日光(紫外線)に当たれば不足することはないのですけど、現在の過度な紫外線対策などでどうしても不足がちになっています。
https://aoi-shika.info/2020/03/サプリメントービタミンdー/
マグネシウムを忘れずに
このビタミンDの吸収を助けてくれるのがマグネシウム
カルマグ(カルシウム・マグネシウム)ではなくてマグネシウム単体を摂るように心がけてください
カルシウムは食べ物からとってくださいね
葉酸
ジャンジャジャーンって感じで出たのが葉酸です。
葉酸が不足するとDNA・RNAの合成に影響が出たりして、二分脊椎症や無脳症といった赤ちゃんが生まれてくることがあります。
但し・・・
ここからが難しい話
人工葉酸のサプリは摂り過ぎちゃダメ
オーストラリアでは過剰摂取の問題が出ているそうです。
小児喘息増加の原因は母親に?
妊娠中に過剰摂取した葉酸サプリが原因か!?
https://www.ime.or.jp/zakki/zakki029.html
ここで注意してほしいのが日本語では『葉酸』なんですけど、
英語では『folic acid』って書いてあるところ
あくまでも人口の葉酸の話なんです。
でも日本で売っている葉酸は100%人工の葉酸(folic acid)です。
自閉症との関連の記事もどこかにあった気がするんですけど見つけられませんでした<m(__)m>
追記・・・
人工の葉酸を摂りすぎるとかえって葉酸が入らなくなるそうです。
要注意ですね。
葉酸ってこんな複雑な動きをします。
葉酸
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%89%E9%85%B8
これどういう事かというと葉酸はそのまま葉酸として使われるのではなく
様々な変換過程を経てメチル葉酸になって初めて利用できるようになります
葉酸の遺伝子回路というのがあるのですがうまく吸収、変換できない方が結構な割合でいます。
例えば車が渋滞中で裏道使って抜けようとしたら同じことを考えている人が大勢いてかえってハマってしまったとか、そんな感じ
基本、葉っぱをしっかり食べていれば不足にはならないはずです。
葉酸(人工の葉酸サプリ)は多すぎても回路を詰まらせてDNA合成できなくなりますし、少なくてもDNAの合成ができなくなりますので気を付けなくてはいけません。同時にビタミンB12がないとこれまた葉酸がうまく動いてくれません。
ここ、難しいですね~
一日に240ugてお土なら大丈夫だとか、人工の葉酸は一切ダメとかいろいろないけんがあります。少なくとも葉酸サプリを多くとっちゃいけないようですね。この辺りはセミナーとかでしっかりお話ししないとわからない部分だと思います。
鉄
鉄は個人的に嫌いなサプリでして・・・
鉄欠乏性貧血?
は?
それは結果であって原因じゃないでしょ?
と思っていますので!
最近は鉄サプリ嫌いな先生も出始めた・・・かな?
妊娠すると血漿の量が増えるんです。
なので相対的に貧血になる。
だからと言って何もしなくていいわけではなくて
赤ちゃんもどんどこ鉄が必要になりますから鉄の多い食べ物をしっかり食べてください。
サプリメントで入れたい方は自己責任で入れてくださいね~
鉄のお話(セミナー)もそろそろやっていこうかな?と思っています
活性酸素対策
そして活性酸素対策をしてください。活性酸素は老化に繋がりますから妊娠率が下がってしまいます。
ビタミンA、C、Eはもちろんなのですけど
今一番お勧めの活性酸素対策は水素!
水素水を飲んだり、水素吸引してもらったり!
|
|
それとレスベラトロールは卵子を元気にしてくれます。
アスタキサンチンは精子を元気にしてくれるそうです。
https://www.dr-supplement.jp/supplement/product/resveratrolpro/
購入希望の方は紹介者(医療機関)のところに『あおい歯科クリニック』とお入れください
フェニルアラニンも大事
フェニルアラニンはドーパミンとノルアドレナリンを作るのにとても重要です。
「性的興奮」に50%、「知的興奮」に30%、「抑鬱効果」に20%使われる
らしいですがここでの『性的興奮』は女性として、男性として魅力を築き上げよう、
妊娠意欲、恋愛願望、結婚願望、家事、育児なども含まれます。
フェニルアラニンを多く覆の食べ物
https://www.marrygrace-sakurazaka.com/3841.html
もしかして北海道に行くと・・・
レスベラトロールといえば通常は赤ワインとかですけど北海道のハスカップも卵子を元気にしてくれるらしいですね。アスタキサンチンといえばイクラだし、鮭だし、えびだし・・・
葉酸も日本では理想的サプリは手に入らないから野菜を食べる
アスパラとかトウモロコシとか、枝豆とか・・・うん、やっぱり北海道ですね
あとはフェニルアラニン・・・北海道産そば粉とかジャガイモとか大豆とか・・・
鰹節もいいですから蕎麦食べて、枝豆食べて・・・
ってことで北海道って子だくさん要因が沢山ありますよね~~
まとめ
まずは酸化ストレス、活性酸素対策
そしてビタミンDを摂る、亜鉛を摂る、マグネシウム大事 葉酸は気を付けて!
ビタミンBも必要です。種類が沢山あるので後日まとめて書こうと思います
カルシウムはサプリでは必要ない
鉄は自己責任で!
ビタミンA摂り過ぎちゃだめだそ!
忘れてた!
自分、歯医者さんでした
歯周病対策しっかりやってくださいね
低体重児出産や早産リスクあります
甘いもの(砂糖)も控えてくださいね。
極端な糖質制限はやらなくていいと思っています。
あおい歯科クリニックはIAOMTのプロトコールに準じたアマルガム除去。
お口の中から全身の健康を考えるあおい歯科クリニック