先日、プライベートなお勉強会で尿酸がどんどん下がっているという話題になって、サプリメントとかそういうお話し合いをしました。ということで尿酸を話すとコレステロールも話さなくちゃいけなくて、そんな感じの事を書いてみます。
コレステロールを下げよう?
今や常識になったかもしれませんね
コレステロール値が高いと動脈硬化になりやすいという・・・
元々は一つの論文から始まったわけで・・・
そしてコレステロールを抑えるための食事制限・・・
この2つが全く意味がなかったわけです。
これもこの話題が広まったときはお医者さんの世界でもパニックになったと聞きました・・・
尿酸値も高すぎれば痛風の原因になりますが抗酸化の意味合いもありますから
低すぎるのも問題です。
コレステロールは180以下では低すぎ
問題はHDLとLDLの比率(動脈硬化指数)
とLDLコレステロールが酸化していないかどうかです。
動脈硬化指数は以前は総コレステロール ーHDL-C/HDL-Cで計算されていましたが
総コレステロールはあまり関係ないということで
2007年からはLDL-C/HDL-Cになっています。
HDL-Cが低すぎるのが問題になることが多いようですね
あとはLDLも酸化しちゃうところが問題です
尿酸値は4~4.5ぐらいは欲しいところ
コレステロールと尿酸の関係
さて、じつはコレステロール値と尿酸値には密接な関係があります
その心はミトコンドリア
ミトコンドリアはエネルギー(アデノシン三リン酸;ATP)を産生してくれます。
コレステロールも尿酸も作るためにはATPが必要です。
ATPを作るにはミトコンドリアが元気じゃなきゃいけない
ミトコンドリアの餌が足りないかもしれない
コレステロールが180以下の場合にはミトコンドリアの機能低下が疑われます
ちょっとややこしいのがコレステロールとCoQ10は同じアセチルCoAという経路から作られます。
つまりコレステロールが低いということはCoQ10も少ないという事
CoQ10はミトコンドリアの餌にもなりますから尿酸もコレステロールも少なくなる。
つまり抗酸化力が低くなるって事
ミトコンドリアが活発でも酸化ストレスが多すぎて使われすぎているという考えも成り立ちます
なので、尿酸値、コレステロールが下がったからとか、低いからといって安心はできないのです
ここはサプリメント・・・
それこそスタチンを服用している方はCoQ10を取ってくださいという先生もいるほど
CoQ10は脂溶性ですから油物もしっかり食べる事
同時に胆汁酸が少なくとも溶け込みませんから、消化吸収が不安な方はここいら辺も注意すること
ミトコンドリアを元気にする
サプリメント
写真をクリックするとiherbのページに飛びます
TCA回路を回すのに必要だったりということでは
コレステロール値が低ければCoQ10摂ってもいいと思いますよ
抗酸化力をあげる
CoQ10はもちろんですけどビタミンEも大事
ビタミンE⇒実は色々と書きたいビタミンE大きくわけると2つあってそこかららまた4つずつに分かれます
PQQ⇒これ、ブログにしようと思っているのにまだ書いていない(;^_^A
ビタミンB2(TCA回路に必要)・・・
B2だけっっていうのは探してもなかなかありませんでしたつぃ、B1もナイアシンもB6も必要だと思いますから、マルチでとりあえず入れてみる方がいいかもしれません。
これは珍しく葉酸とB12が入っていないみたいです。ビタミンB12は色々な形がありますからそれぞれの状態で使い分ける必要がありますのでこういうのはいいかもしれませんね
ココナッツオイル
CoQ10の多い食べ物
- 青魚
- 肉類(牛、豚など)
- 大豆
- くるみ
- アーモンド
- ピーナッツ
- ほうれん草 など
参考
CoQ10の効果
- 心疾患
- 高血圧
- 歯周病
- 抗がん剤の副作用軽減
- 免疫改善
- 糖尿病
- 老化防止
- パーキンソン病
- 運動負荷による骨格筋保護作用